【作家】河鍋暁斎 Kawanabe Kyosai
【作品】応需暁斎楽画 第五号 不動明王開化
【時代】文久2年(1862)
【技法】木版
【状態】刷良 余白少シミ
【サイズ】約247mm × 370mm
【備考・解説】
文明開化の波は不動のはずの明王にまで飛び火し、制吒迦童子は牛肉を調理師、矜羯羅童子は熱燗を不動明王の後ろ火で温めている。不動明王も食事の準備を待ちながら新聞雑誌を読んで世の中の状況を勉強している。文明開化に絡めながら、当時の世相を表現している作品である。